応募前にブラック施設かどうか見極める

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応募前にブラック施設かどうか見極める

ブラック施設の特徴

自分らしく働くために、ブラック施設に転職することは避けなければなりません。ブラック施設の特徴としてまず挙げられるのが、労働基準法が守られていない点です。残業代の未払いや過剰な時間外労働が常態化しています。ハラスメントが横行している職場もブラック施設といえます。セクハラやパワハラなどのハラスメント自体が問題行動ですが、それを周囲が見て見ぬふりをしているのもいけません。転職する際はハラスメント撲滅に向けた取り組みを積極的に行っている職場を探しましょう。
精神論だけで問題を片付けようとする職場もブラック施設といえます。自分が残業したことに対して、「やる気がないから仕事が遅くなる」「真剣に仕事をすれば残業はしなくて済む」などといった精神論を押し通し、残業代を支払わないケースも少なくありません。このような、本質的な問題を解決する気がない職場には転職しないでください。加えて、上司が部下に責任を押しつけてくる職場も危険です。残業が常態化している場合、現場の体制や上司が作成しているシフトに問題があるのかもしれません。しかし、質の悪い上司は運営層との衝突を避けたいがために、会社の問題にはせず部下の責任にしようとします。「お前の能力が低いから残業が多くなる」と、問題の原因をすり替えてきます。
職員だけでなく、入居者への対応に問題がある点もブラック施設の特徴の1つです。本来、入居者に悪態をついたり、不適切な態度を取ったりしてはいけません。虐待などもってのほかです。しかし、ブラック施設では労働環境や人間関係の悪さに対するストレスの矛先が入居者に向いてしまうことがあります。

見極めるコツ

ブラック施設を見極めるために、まずは求人の募集頻度を確認しましょう。常に同じ求人が出ている介護施設は注意が必要です。退職者が多く常に人手が足りない状況なので、同じ求人が出続けている可能性があります。また、口コミも参考にしましょう。介護施設の評判や内部情報などをまとめている口コミサイトを利用して情報を集めてください。悪い口コミが多く掲載されている場合、ブラック施設である確率が高いです。

転職エージェントに相談する

ブラック施設を避けて転職するためには、事前の情報収集がカギになります。求人を出している介護施設とのやり取りが不安な人は、転職のプロに助けてもらいましょう。転職エージェントに登録すれば、転職に関する様々なサポートをしてもらえます。ほとんどの場合、転職エージェントは無料で利用できます。

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